京都おもちゃライブラリー連絡協議会
2026年6月28日
たかのおもちゃライブラリーの学習会。
2月に大雪で中止になったもののリベンジでした。
テーマは
障害福祉サービスと介護保険サービスについて
講師は支援センターらくとうの
中村嘉男さん
いつもは、
介護保険のケアマネさんなどに
障害福祉の話をしたりしている、とのことで
本当にきちんとした資料を持って
お話してくださいました。
年々、障害のある人、そして
65歳を迎える人が増えています。
特に介護保険サービスでヘルパーを利用している人は、10年で倍増しています。
原則
65歳になったら
介護保険サービスが優先されることになってはいますが
介護保険にはなく
障害福祉サービスにしかないサービスもたくさんあります。
(ガイドヘルパーや障害福祉のグループホームなど)
そして
個々の事情に応じて
例えば、障害のデイを
そのまま使い続けることもあります。
また介護保険にはない
重度訪問介護などを利用し続けることで
障害福祉サービスの支援が継続可能です
ヘルパーの利用については
介護保険の区分調査は
できる、できない、を重視するので
調査に障害の相談員に同席してもらうことが
いいようです。
さらに
必要な時間数を介護保険サービスに上乗せして
使うことが可能な場合かあり
認めてもらえるように話し合うことができます。
厚労省の
介護給付費等と介護保険制度との適用関係
という平成19年通知も
その根拠として使えること
などの情報をいただきました。
もとを返すと
全く介護保険を使わない、という方もいるそうで
法令的には、違反ではないそうです。
最後には
介護保険と障害福祉の間で起こりがちな
考え方の違いや
その歴史的な背景にまで話が及びました。
介護保険の公平の考えかたでは
要介護の区分で支給限度が決まることが平等だとしているのに対し
障害福祉の考えかたでは
本人や家族の意向を踏まえて支給限度が決まり、使いたいだけを使うことを公平とするし、
その歴史的背景として
障害者運動を通して少しずつ制度を作ってきた歴史があり、最初から決められた制度に当てはめられることへの違和感があること
自己実現のため、やりたいことが選択でき、実現できる環境を作ろうとしてきた考え方が根底にある、制度にないもの、制度がないもの制度でできないものは新たに作っていく方向にベクトルが動く、として、
この力動への理解が大切、と話されました。
また自立の意味合いにも違いがあり
介護保険では
要介護状態の軽減や悪化の防止
だが
障害福祉サービスでは
自己決定に基づいて主体的な生活を営むことであり
自己で選択し自己決定ができる環境かどうかが大事
なるほど、と納得できるものでした。
介護保険サービスに関わる人たち
行政の方たちと
理解しあいながら
たくさん良い例を積み重ねていく
それしかないかなあ、と思いました。