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和座笑談 名取芳彦先生のお話 

2023年11月11日(土)13:45〜16:00 

         ひと・まち交流館京都 第四会議室

滋賀県彦根と近江八幡のおもちゃ図書館からの参加もあり、(西宮の図書館からは 残念ながら、当日欠席に)近畿の交流会にもなりました。

東京からお迎えした講師の名取芳彦先生は、35冊以上のたくさんの著作もありいまや、全国各地で講演会をこなしておられます。お話はまるで、落語のように、立板に水、江戸弁の気持ちのいいスピード。しかし内容は、仏教の教えの基本のき、「縁起」「諸行無常」「空」についてお話されました。

心穏やかに生きること、それが仏教が目指すもの。「苦」(自分の思う通りにならないこと)を減らしたいり無くしたりする、というのが仏教の考え方。

メンバーには、障害のある成人した子どもたちがいて、なかなか手がはなせない、という現実があります。その中で、24時間の自由のない人生、資格も生かしていない自分の人生について、同級生と比べて考えたり、心が穏やかにならない現実があります。「苦」の中にある自分の心が穏やかになるためには、どうしたらいいのだろう、と先生への質問もありました。「羨ましい」という心が「妬み」になっていないか、「羨ましい」が「妬み」になっているとそれはまずい。自分の心をしっかり見つめ直す時間も必要だと言われました。

最後に、先生からのメッセージ、ダンボール紙に書かれたお地蔵様とそれに添えられた10の言葉、それを各自いただき毎日の目標に、練習してください、と励ましのお言葉をいただきました。

交流会は、メンバーの手作りの和菓子に美味しいお抹茶をいただきました。

参加者は18名でした。

チラシ.png
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